JOKER
2019年 10月 08日
予告編からして傑作の予感しかなかった映画「ジョーカー」をポイントが貯まっていたので昨日観てきた。
20Kg減量して臨んだというホアキンの圧巻の演技。
顔の表情だけでなく、背中のうねり、前半の無様で不器用なクラウンとしての動きが後半、ジョーカーへと変貌を遂げるにつれ
切れのある優雅さをまとうようになるこの一連の肉体のムーブメント演技が凄まじい。
今までの歴代バットマンが馬鹿に見えてしまう新たな悪役の誕生を目撃した。
しかし、DCは英断だったと思う反面、自らの首を絞めたなぁ・・・と。
次どうするの?(笑)
このホアキン版ジョーカーに匹敵するバットマン俳優なんている?少なくともベンアフでは無理。(元もときつかった)
あのクリスチャン・ベイルでも張り合うのは難しいと思う。
それぐらい次元の違うキャラへの肉薄ぶり。
諦めて、次から脳天気路線に一気に舵を切るやり方もあるか。
それにしてもマーベルに比べるとDCの方はバットマンもスーパーマンも私には悪役以上に共感しにくい
超人的なサイコパスにしか思えない。
マーベルのほうが人間味があるんだよねぇ・・・
とにかくアメコミに興味はなくても、この「ジョーカー」だけは観たほうがいい。
ホアキンがまた一皮むけた感。
私の中ではすでにダニエル・デイ・ルイス超えです。
いつまでもリバーの弟として見てしまうのだけど・・・永遠の弟キャラ。(ケイシー・アフレック共々)
by tokori-hat
| 2019-10-08 07:07
| 映画